校長室から

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ごあいさつ・校長雑感

校長雑感/「あははの習慣」の「・・は」

2025年9月10日 17時30分

 夏休みが明けて2週間が過ぎましたが、昇降口の下駄箱の子どもたちのシューズはきちんとそろえられています。「はきものをそろえる」ということは簡単なことですが、この行動には、子どもたちの成長にとって大切な意味があると考えています。

 「はきものをそろえる」という行為は、自分自身を律する心を育みます。履物を脱ぎっぱなしにするのではなく、「きちんとそろえよう」と意識することで、自分の行動を振り返り、次にどう動くべきかを考える習慣が身につきます。これは、整理整頓の習慣だけでなく、日常生活のあらゆる場面で求められる自立心へとつながる第一歩です。

 また、この習慣は他者を思いやる心を育てます。履物をきちんと揃えることで、次にその場所を使う人が気持ちよく使えるようにするという配慮が生まれます。学校生活では、下駄箱だけでなく、トイレや特別教室、体育館など、多くの場所をみんなで共有します。こうした小さな思いやりを積み重ねることで、集団生活における協調性や公共心を育んでいくことができるのです。このような意識は、日本の美徳であり、日本の学校教育のよさであるとも考えます。

 「はきものをそろえる」ことは、「自分の心を整える」ということです。これは小さな習慣ですが、子どもたちの大きな成長へとつなげる大切な習慣だと思います。今、玄関の履き物はそろっていますか?

20250910#Hakimono

学校経営・運営ビジョン

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国見学園 コミュニティー・スクール

 国見町では、藤田保育所、くにみ幼稚園、国見小学校、県北中学校のすべてを合わせて「国見学園」と称し、コミュニティ・スクールとして地域とともにある学校づくりを進めながら、保幼小中一貫教育のもと、町全体で子どもの成長を支えています。

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毎月「4~6(よむ)のつく日」は家読の日!

 本校では、読書活動を生涯を通じた学びの基盤ととらえ、朝読や家読、読み聞かせ等の活動を通して読書習慣の定着をめざしています。

 また、国見町では、家庭みんなで読書に取り組むために、毎月4~6日・14~16日・24~26日を「家読の日」に設定しています。

 家読に取り組むことでノーメディアの時間を確保し、読書による家族の団らんの時間、情操を育む時間が少しでも増えれば幸いです。

家読