校長室から

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2 学校経営・運営ビジョン

3 国見学園 コミュニティー・スクール

4 家読のすすめ

ごあいさつ・校長雑感

校長雑感/Trick or Treat!

2025年10月30日 23時00分

 街や教室にオレンジ色が増え、楽しい飾りつけが増える10月の終わりは、子どもたちがワクワクするハロウィーンの季節です。子どもたちの様子を見ていると、ハロウィーンの文化が日本にも定着してきた感覚があります。

 ニュースでは、仮装した人々のモラルの悪さが報道される機会が多くなりましたが、本来のハロウィーンは、仮装の楽しさだけでなく、子どもたちの社会性を育む貴重な場であると捉えることもできます。

 最も象徴的なのが「トリック・オア・トリート!(お菓子をくれないといたずらするぞ!)」という合言葉です。近所の人の家に訪れ、勇気を出して声をかけるこの行為は、子どもたちにとって主体的なコミュニケーションの始まりです。相手の反応を予測して行動したり、相手に応じて言葉を選んで話したりする経験は、将来社会で求められる自己表現力の土台を築きます。

 そして、この活動には必ず「ルール」が伴います。「必ずお礼を言う」「迷惑をかけるような大きな声を出さない」「決められた場所で、決められた時間に活動する」というような、安全に配慮した地域や家庭で設定された約束です。

 ルールを守り、相手に応じて相手への配慮をもって行動することで、子どもたちは「自由には責任が伴う」という社会の基本を体感します。仮装の楽しさやお菓子をもらうことの裏側にある、勇気を出して積極的にコミュニケーションを取り、ルールを守って活動するという学びを、ぜひご家庭でも話題にしていただければ幸いです。

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学校経営・運営ビジョン

学校経営・運営ビジョン

国見学園 コミュニティー・スクール

 国見町では、藤田保育所、くにみ幼稚園、国見小学校、県北中学校のすべてを合わせて「国見学園」と称し、コミュニティ・スクールとして地域とともにある学校づくりを進めながら、保幼小中一貫教育のもと、町全体で子どもの成長を支えています。

国見学園CS1

国見学園CS2

スローガン

毎月「4~6(よむ)のつく日」は家読の日!

 本校では、読書活動を生涯を通じた学びの基盤ととらえ、朝読や家読、読み聞かせ等の活動を通して読書習慣の定着をめざしています。

 また、国見町では、家庭みんなで読書に取り組むために、毎月4~6日・14~16日・24~26日を「家読の日」に設定しています。

 家読に取り組むことでノーメディアの時間を確保し、読書による家族の団らんの時間、情操を育む時間が少しでも増えれば幸いです。

家読